日本語: ６月２３日（木）午後９時頃、海上自衛隊は、宮古島（沖縄県）の東約１５ ０ｋｍの海域において、同海域を北西進する中国海軍ドンディアオ級情報収集艦１隻（艦番号「７９５」）を、また、宮古島の南約１３０ｋｍの海域において、同海域を北進する中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦１隻（艦番号「１３１」） 及びジャンカイⅡ級フリゲート１隻（艦番号「５２９」）を確認した。

また、同日午後１０時頃、宮古島の南東約１６０ｋｍの海域において、同海域を北東進する中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート１隻（艦番号「５９９」）を、また、宮古島の南東約２００ｋｍの海域において、同海域を北進する中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦１隻（艦番号「１５６」）を確認した。

その後、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を北西進し、東シナ海に向けて航行したことを確認した。

なお、ドンディアオ級情報収集艦１隻は、６月２日（木）午後９時頃、久米島（沖縄県）の北西約１３０ｋｍの海域を南進し、その後、沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進したものと同一である。また、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦１隻（艦番号「１３１」）及びジャンカイⅡ級フリゲート２隻は、同月２１ 日（火）午後２時頃、久米島（沖縄県）の北西約２８０ｋｍの海域を南東進し、その後、沖縄本島と宮古島の間の海域を南進したものと同一である。さらに、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦１隻（艦番号「１５６」）は、同月２２日（水）午前６時頃、宮古島の北東約１６０ｋｍの海域を南東進し、その後、沖縄本島と宮古島の間の海域を南進したものと同一である。

防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第２護衛隊所属「あさひ」（佐世保）、第４６ 掃海隊所属「ししじま」（沖縄）及び第５航空群所属「Ｐ－３Ｃ」（那覇）により、情報収集・警戒監視を行った。